ドアの内側に突き出した円筒形のスピーカーに、横長のシフトレバー。BYDが来年1月31日に日本で発売するスポーツタイプ多目的車(SUV)タイプのEV「ATTO3(アットスリー)」の運転席に座ると、そんな内装が目に入る。スポーツジムと音楽がデザインのテーマという。ドア内側のポケットのような部分にはギターをモチーフにした3本の赤いワイヤがあり、弦のように指ではじくと音も鳴る。
細長いフロントライトやバックライトなど、外観は流れるようなラインを強調したデザインだ。独アウディやメルセデス・ベンツなど欧州ブランド出身のデザイナーを起用したといい、BYDというロゴがなければ欧州車と見間違うようなデザインだ。
実際に運転すると、アクセルの反応もなめらかで走り出しも静か。市街地を約2時間半ほど運転したが、バッテリーの電力はほとんど減っていなかった。高速道路を走る機会はなかったが、街中で運転するには十分な性能だ。BYDはこの車を世界戦略車として開発し、今年2月に中国国内で発売。オーストラリア市場などにも順次投入しており、10月末までの世界販売台数は14万3000台という。
自動車では後発
ここで、BYDがどのようなメーカーなのか振り返っておこう。
同社は、もともとは1995年に広東省・深?(しんせん)で設立されたバッテリーメーカーだ。社名は「Build Your Dreams」の頭文字だという。創業者の王伝福氏(56)は大学で冶金(やきん)物理化学を専攻した研究者で、国有の研究所を辞めて創業。パソコンや携帯電話の普及によるバッテリー市場拡大の波に乗って急成長した。自動車メーカーとしては後発で、参入したのは03年。経営危機に陥った国有自動車メーカーを買収して足がかりとした。得意の電池技術を生かせるプラグインハイブリッド車(PHV)やEVに注力。09年にはEVの量産を開始し、中国国内ではEVの乗用車やバスがタクシーや路線バスとして使われている。
現在は世界70カ国・地域でEVを展開しており、調査会社のマークラインズ(東京都)によると、22年1~10月の世界販売台数は66万3000台(トラック・バスを除く)でEVメーカーとしては米テスラに次ぐ世界2位だ。日本でも15年からEVバスを販売。日本のEVバス市場では7割のシェアを持つという。また、日野自動車やトヨタ自動車とも提携しており、トヨタは中国市場向けEVを共同開発した。
中国の大手自動車メーカーはほとんどが国有企業で、日本やドイツなど海外メーカーから技術を取り入れて拡大してきた。BYDのように、異業種から参入した民営企業は珍しい。
未開の市場・日本
そんなBYDが、このタイミングで日本の乗用車市場に参入するのはなぜか。…(以下有料版で,残り1869文字)
毎日新聞 2022/12/24 17:00(最終更新 12/24 17:36) 有料記事 3147文字
https://mainichi.jp/articles/20221223/k00/00m/020/118000c
引用元: ・元寇か黒船か 日本人が知らないEVの巨人ついに上陸 その勝算は [蚤の市★]
だからそう言うことでしょ
ここ重要、注目!
「EV需要増加に対応」「EV需要増加に対応」
静岡でもテスラ、サクラをよく見かけるようになったわ。
環境負荷軽減に取り組むゴルフ練習場が、EV需要増加に対応
静岡県静岡市のゴルフ練習場千代ゴルフガーデンに「エネチェンジEVチャージ」を導入
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役CEO:城口洋平、代表取締役COO:有田一平)は、静岡県静岡市に位置するゴルフ練習場、千代(せんだい)ゴルフガーデンに月額利用料なしで都度充電が可能な「エネチェンジEVチャージ」の普通充電器2基を設置したことをお知らせします。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000254.000017121.html
日本人は科学知識あるからEVで騙されんのよ
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