もっと詳しく

鈴木貞一企画院総裁が披歴したという、日本軍が西南太平洋に根拠地を確保したのだから日本の不敗態勢は確保されたとの論は、この頃に最も声高に主張された意見であった。日本はこれをもって真珠湾攻撃の成果とし、2つの症状を示すことになったのである。「成功体験に酔う」と「戦略の不在」である。こ…