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東京大学の野口貴文教授らは、二酸化炭素(CO2)を吸収させて作るコンクリートで36メガパスカル(メガは100万)以上の圧縮強度を実現した。建築基準法で求められる12メガパスカルの3倍の強度になる。CO2を炭酸カルシウムとしてコンクリート内に取り込むことで、針状結晶が絡み合って強度が向上する。20…