米国などでは現地時間の本日24日よりM2 Pro/M2 Maxチップを搭載した新型「MacBook Pro 14/16インチ」の販売が開始されますが、Macworldが、その新型「MacBook Pro 14/16インチ」のSSDのベンチマークテストを実施した結果を公開しています。
ベンチマークテストは「Blackmagic Disk Speed Test」アプリを用いて行われ、「MacBook Pro 16インチ」のM2 Proチップ/2TB SSDの構成では、読み込み速度は5,372MBps、書き込み速度は6,491MBpsでした。
前モデルであるM1 Proチップ/1TB SSDを搭載した「MacBook Pro 14インチ」は、読み取り速度は5,797MBpsとM2 Proチップ搭載モデルよりも僅かに速いものの、書き込み速度は5,321MBpsで、M2 Proチップ搭載モデルの書き込み速度の速さが突出しています。
また、Tom’s Guideが公開したテストでも、M2 Proチップ搭載モデルのSSDは書き込み速度が速いものの、読み込み速度は若干遅くなっていることが確認されており、M2 Maxチップを搭載した「MacBook Pro 14インチ」でテストした結果、読み込み速度は5,319MBps、書き込み速度は6,402MBpsと、MacworldがテストしたM2 Pro搭載「MacBook Pro 16インチ」と同等の結果でした。
以上のことから、新型「MacBook Pro」のSSDは読み込み速度が若干遅くなっていますが、かなり大きなファイルを扱わない限り、ユーザーが日常のパフォーマンスの違いには気付くことはほとんどないと思われ、SSDの性能と速度はストレージ容量や製造メーカーにより多少の違いがあります。
・Apple公式サイト
・MacBook Pro 16インチ
・MacBook Pro 14インチ
[via MacRumors]
M2搭載「MacBook Pro 13インチ」の256GBモデル、SSDの速度がM1搭載モデルに比べて遅くなっていることが明らかに