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 マツダ6(アテンザ)の初代モデル誕生から20周年という節目を記念し、専用ボディカラーや特別装備を纏ったアニバーサリーモデルが登場。

 そのほか、光岡 ヒミコの一部改良やスズキ ソリオのストロングハイブリッド追加、フィアット デュカト発売……などなど、寒~い時期でも負けないアツアツなニューモデル&改良情報をまとめてお届け!!

※本稿は2022年12月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部、マツダ、スズキ、光岡自動車、ステランティス、ルノー、ロールスロイス
初出:『ベストカー』2023年1月26日号

■MAZDA 6(一部改良・12月9日発表)

現行型は2012年デビューのご長寿モデルだが、エンジンの改良や乗り味の特性変更、運転支援機能の追加など多岐にわたる進化により今でも新型車に負けない魅力的な一台に仕上がっている
現行型は2012年デビューのご長寿モデルだが、エンジンの改良や乗り味の特性変更、運転支援機能の追加など多岐にわたる進化により今でも新型車に負けない魅力的な一台に仕上がっている

 マツダは12月9日、MAZDA6を商品改良するとともに、特別仕様車『20thアニバーサリーエディション』を追加すると発表した。

 今回の商品改良ではブラック基調が特徴的な「スポーツアピアランス」を追加したほか、ディーゼルモデルの出力向上、パワステのアシスト特性変更、運転支援機能の採用、新色の追加等を実施し商品力の向上を図っている。

 同時に追加された特別仕様車は初代アテンザの誕生20周年を記念したモデルで、匠塗のアーティザンレッドプレミアムメタリックを専用色として国内初採用したほか、エクステリアではシルバー塗装のフロントグリルや高輝度の19インチアルミホイール、インテリアには専用のタン内装や20周年ロゴのエンボス加工が入ったヘッドレストなど20周年に相応しい装備が満載の仕様となっている。

 価格は296万2300~473万9900円となる。

■光岡 ヒミコ(一部改良・12月8日発売)

光岡ならではのアイデアにより唯一無二な流麗なデザインと開放的な走りを体感することができる
光岡ならではのアイデアにより唯一無二な流麗なデザインと開放的な走りを体感することができる

 光岡は12月8日、ヒミコを一部改良し、発売した。

 ヒミコはマツダロードスターをベースに、職人の手作業によりクラシカルなデザインを実現したモデルだ。

 今回の改良はオプション装備の見直しと車両価格の改定で、ベース車の価格改定と原料価格、エネルギー価格の高騰による値上げとなる。

 新価格は549万100~651万6400円となる。

■スズキ ソリオ(一部改良・12月15日発売)

内装はハイブリッド専用塗色のインパネオーナメントやエアコンサイドルーバーガーニッシュなどを採用
内装はハイブリッド専用塗色のインパネオーナメントやエアコンサイドルーバーガーニッシュなどを採用

 スズキは12月15日、ソリオシリーズにストロングハイブリッド車を追加し、発売した。

 ソリオはコンパクトトールワゴンの先駆者で、現行型で4世代目となる。

 今回搭載されたハイブリッドシステムは1.2Lエンジンとモーター、5速のAGSを組み合わせたパラレル式のハイブリッドシステムで、6Ahのリチウムイオンバッテリーにより22.3km/lの燃費性能を実現している。

 また、ソリオではブラック塗装のホイールやブラックメッキのフロントグリル、バンディットではミディアムグレーのホイールやメッキドアハンドルなどのハイブリッドモデル専用パーツを採用することで差別化を図っている。

 二輪駆動モデルのみの設定で、価格はソリオハイブリッドSZが222万2000円、ソリオバンディットハイブリッドSVが224万6000円となる。

■フィアット 500X(一部改良・11月29日発売)

前後のロゴデザイン変更のほか、500Xスポーツは自動防眩ミラーを標準装備化
前後のロゴデザイン変更のほか、500Xスポーツは自動防眩ミラーを標準装備化

 フィアットは11月29日、SUVモデルである500Xを仕様変更し発売した。

 今回の仕様変更ではエンブレムデザインが従来の円形からフロントは「500」の横文字になり、リアは「FIAT」の横文字へと変更された。

 また『500Xクロス』ではドアミラーのブラック化や17インチから18インチへホイールサイズが拡大し、アグレッシブな雰囲気となった。

 2グレード展開で、価格は418万~423万円だ。

■ルノー アルカナ(追加グレード・12月1日発売)

目を奪われるエレガントなデザインが魅力的
目を奪われるエレガントなデザインが魅力的

 ルノーは11月24日、アルカナにマイルドハイブリッドモデルを追加し、12月1日より発売した。

 今回追加された『アルカナR.‌S.ラインマイルドハイブリッド』は1.3Lの直4直噴ターボエンジンに補助モーター、12Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせており、7段ATと相まって小排気量ながらパワフルな走りと高い燃費性能を実現している。

 価格は399万円となる。

■フィアットプロフェッショナル デュカト(ニューモデル・12月1日発売)

デュカトの正規販売店は他モデルと異なりキャンピングカーの販売を手掛ける企業が担当
デュカトの正規販売店は他モデルと異なりキャンピングカーの販売を手掛ける企業が担当

 フィアットプロフェッショナルは12月1日、大型商用バンであるデュカトを発売した。

 今回の日本導入は昨今人気のキャンピングカー需要を見据え、ベース車両として販売されることとなった。

 エンジンは2.2Lのディーゼルエンジンを搭載し、最新の9速ATを組み合わせて快適な走りを提供している。

 3種類のサイズが用意され、価格は512万5000~547万5000円。

■ジープ ラングラールビコン2ドア(限定モデル・12月7日発売)

カラーは2色で、限定車専用のレイン(紫色)が102台、ブラックが98台限定となる
カラーは2色で、限定車専用のレイン(紫色)が102台、ブラックが98台限定となる

 ジープは12月7日、ラングラーの限定車『ラングラールビコン』の2ドアモデルを導入し発売した。

 今回導入された2ドアモデルは4ドアモデルに比べホイールベースが550mm短く、ショートボディならではの路面の干渉のしづらさや5.3mの最小回転半径により、街乗りからオフロードまで幅広い場面で高い性能を発揮する。

 200台限定で、価格は799万円となる。

■ロールスロイス カリナン(追加グレード・12月2日発表)

幻想的な天空の雰囲気をキャビンの外にまで広げる「スターライトテールゲート」が装備される
幻想的な天空の雰囲気をキャビンの外にまで広げる「スターライトテールゲート」が装備される

 ロールスロイスは12月2日、カリナンの新シリーズ『インスパイアードバイファッション』を発表した。

 このシリーズは最新のトレンドを反映することでビスポークの無限の可能性を示しており、ビビッドなカラーリングが特徴的な『Re-Belle』と機能性とファッション性を兼ね備えた『Fu-Shion』の2つのコレクションが展開される。

【画像ギャラリー】匠塗「アーティザンレッド」のマツダ6&一部改良した光岡ヒミコを画像でチェック!!(27枚)画像ギャラリー

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