明治4年(1871年)の廃藩置県の後、旧熊本藩士が解体予定だった熊本城の保存を求めた意見書の草稿が見つかった。城内に置かれた鎮台(陸軍)の首脳または熊本県庁宛てとみられ、「皇国に無双、扶蘇(扶桑=日本)第一の名城」といった記述には現代の熊本市民とも通じる城への愛着がうかがえる。(白石…
明治4年(1871年)の廃藩置県の後、旧熊本藩士が解体予定だった熊本城の保存を求めた意見書の草稿が見つかった。城内に置かれた鎮台(陸軍)の首脳または熊本県庁宛てとみられ、「皇国に無双、扶蘇(扶桑=日本)第一の名城」といった記述には現代の熊本市民とも通じる城への愛着がうかがえる。(白石…