毎年、ダイハツが東京オートサロンに出展するカスタムカーは力作ばかりで、いつも発想力に驚かされるのだが、今回もやってくれました。
カスタマイズカー5台と用品装着車2台、全日本ラリー参戦車両のGRコペンを出展する。どの驚きの中身とは?
文/ベストカーWeb編集部
写真/ダイハツ
■テーマ通りにはじけたカスタマイズカーを出展
今回は、東京オートサロンに出展するダイハツのテーマは、『DAIHATSU VILLAGE2023 夢ふくらむ、はじけるダイハツ』。
クルマごとの個性をカスタマイズとブース装飾で強調し、オンラインと連動することで、より多くの人にクルマがあることで広がる楽しさを感じていただける工夫を凝らしているそうだ。
最初に紹介する、ダイハツ渾身のカスタマイズカーは「アトレーワイルドレンジャー」。ルーフがボート!? 「動く探検基地」をコンセプトにもう一歩、奥地まで進んでいるように、なんとルーフにボートを積載しているのだ。写真で見るとボートをさかさまにしてルーフそのものに見えるのが凄い!
またボディ半分まで樹脂製パーツで覆われたブラック&グリーンの2トーンカラーにするなど、どこまで凄いんだダイハツ!
続いて、「ハイゼット トラックジャンボ エクステンド&コペン クラブスポーツ」。その名のとおり、ハイゼットトラックジャンボをベースに、モータースポーツのサポートカーをイメージし、なんと荷台部分が、伸びる伸びる! 誰が考えたんだ、この発想力! よく見るとBピラーの後ろに消火器が取り付けるところなどは憎い演出も。
コペンクラブスポーツもセンターにオレンジのラインが入り、ロールケージやRAYS製のアルミホイールにダンロップ製タイヤ、スポーツエキゾーストなど、カフェレーサー風のカスタムでカッコいい。
この2台は、モータースポーツイベントへ気軽に参加できるよう、サポートカーとレースカーを軽自動車の組み合わせで提案したそうだ。
■まだまだあるぞ! ダイハツのハジけたカスタマイズドカー
「タントカスタム レッド/ブラック」は、カスタマイズの原点に立ち戻り、より刺激的で迫力のあるスタイルに仕上げたという。
王道ともいえる、ローダウン&大径ホイールに、レッド&ブラックのグラデ―ションカラーでカスタマイズ。おじさんには、削り出しのビレットホイールにローダウン仕様のBOYDのシボレーアストロを思い出してしまった。1980~1990年代だっただろうか。実に懐かしい。
「タントファンクロス」と「ムーヴキャンバス セオリー ビタースタイル+」は用品装着車。
タントファンクロスは標準車よりもさらにクロスオーバーのキャラクターを際立たせるグリーンメタリック加飾のグリルガードやイエローの縁取りが入ったホイール、さらにルーフレールからドア上部まで至るブラック&イエローのステッカーなど、かなり攻めている印象だ。
一方、カーキっぽい薄いグリーンのボディカラーが渋い「ムーヴキャンバスセオリー ビタースタイル+」。バナナスポークのブラックホイールにレトロなルーフラックなど、クラフト感を漂わせている。
「タフトダーククロームベンチャー」は、フロントグリルやバンパーガードなどがノーマルではクロームメッキ加飾のところが、ダーククローム加飾となっており、アルミホイールもダークロームに変更し、差別化を計っている。
ダイハツの東京オートサロンスペシャルサイトでは、出展車両情報に加え、人気YouTuberうな丼さんによる車両紹介のほか、ご来場できない方にもブースの様子を見られるように会場リポート動画など、より多くの方にダイハツブースの「楽しさ」を体感していただけるようなコンテンツを提供する。
毎回、東京オートサロンに出展するダイハツ車には驚かされるが、今回も期待通り!? に驚かせてもらった。会場に行って実車を見れば、さらに驚くかも!?
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