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第二次世界大戦の終戦後、零下40度を下回る厳冬のシベリアで“ラーゲリ(強制収容所)”に抑留された約60万人の日本人は、わずかな食糧しか与えられず重労働を強いられた。栄養失調で亡くなる者、絶望して自ら命を絶つ者などがいるなか、事実無根のスパイ容疑でラーゲリへと連れて来られた山本幡男(やま…