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<p>国枝慎吾(38)現役引退 車いすテニス世界王者 生涯ゴールデンスラム | NHK</p><p>/ オレは最強だ! \ きょう現役引退を表明した 車いすテニスの国枝慎吾選手 毎日、言い続けた 〝魔法のことば〟です 20年近くにわたり トップに君臨してきた国枝選手 挫折からの復活もありました 本当にお疲れ様でした 詳しくはこちら 👇</p><p>【NHK】車いすテニスの世界王者で、すべての四大大会とパラリンピックで優勝する「生涯ゴールデンスラム」を達成するなど、数々の偉業を…</p><p>フェデラーさんは3年前(2020年)、NHKの単独インタビューに応じた際、国枝選手について「慎吾は車いすテニス史上、最高の選手であることを自ら証明し続けている。心から尊敬している。成し遂げてきたことはすばらしいことばかりだ」と話しています。 また、歴代2位の四大大会の優勝21回のノバク・ジョコビッチ選手は、2019年10月、ツアー大会の出場で来日した際、国枝選手とのツーショット写真を自身のインスタグラムに投稿し「再び慎吾に会えて光栄だ。すべてのアスリートや車いすテニス界にとって素晴らしい手本となっていて感謝しかない」とつづっていました。 さらに、2020年10月の全仏オープンでは、ジョコビッチ選手が国枝選手のダブルスの試合を観戦し、観客席から撮影した映像とともに「車いすの選手たちには感心する。彼らの試合を見るのは本当に刺激的だ。どうやったら車いすを動かし回転させながらボールを打つことができるのだろうか」と投稿していました。 元コーチ「これからもパラスポーツのために」 22日、ギュンツェルさんは、現在、アドバイザーを務めている水戸市内の民間のスポーツ施設でNHKの取材に応じ、国枝選手が現役を引退することについて「去年12月に国枝選手と会ったときに、引退するかどうか悩んでいた。引退することについては2週間前に本人からメールが送られてきて知ったが、よいタイミングだと思う」と話しました。 国枝選手は坂道を車いすで素早く駆け上がったり、車いすを素早く方向転換しながらテニスコートを走ったりする練習を行って体力の強化や俊敏性の向上に取り組んだということで「指導を始めた当時は細身だったが、だんだんトレーニングを重ね、強い体になっていった」と振り返りました。 そして、国枝選手を指導してうれしかった瞬間について、コーチとして関わったアテネ、北京、ロンドンの3回のパラリンピックで金メダルを獲得したことなどをあげ、「お疲れさまでした。これからもパラスポーツのために頑張ってください」とねぎらいました。 地元 千葉では引退惜しむ声 柏市出身の国枝選手は11歳のころに市内にある「吉田記念テニス研修センター」で車いすテニスを始め、今も練習拠点としていて、世界のトップ選手になってからもセンターに通う人たちと交流があります。 車いすテニスの競技者で国枝選手から指導を受けたことがあるという山下凛さんは(22)「国枝選手のプレーを見て車いすテニスを始めました。ニュースを聞いてびっくりしました。『おつかれさまでした』と『練習でもアドバイスをくれてありがとうございました』と伝えたいです。引退後もみんなに車いすテニスを広めて欲しいと思います」と話していました。 国枝選手と一緒にトレーニングをすることもあるというプロテニス選手の松井俊英さん(44)は「『おつかれさまでした』というより『すごいキャリアを残しておめでとう』という思いです。これからは車いすのジュニアや若手の選手を指導していってほしいし、テニス以外の業界でも経験をシェアしてほしい」と話していました。 このセンターで30年以上、テニスをしているという茂呂弘さん(63)は「非常にびっくりしました。まだまだできるのにもったいないですが、少し休んで気持ちや体を落ち着かせて新たな道を歩んでいただきたい。長いあいだ、世界で戦ってきて、お疲れ様でした」と話していました。</p>