日向坂46・齊藤京子とお笑い芸人・ヒコロヒーがトーン低めの“ヘンテコトーク”を繰り広げる番組『キョコロヒー』。
12月19日(月)の同番組には研ナオコが登場し、齊藤とヒコロヒーと“奇跡の共演”を果たした。
◆「人数が多いと大変」
芸能生活52年。数々のヒット曲で一世を風靡し、女優やタレントとしても一時代を築いた研ナオコ。
齊藤とヒコロヒーにとっては大先輩の研が、なぜ『キョコロヒー』のスタジオに?
ことの発端は、ヒコロヒーのTwitterを研がフォローし、「大好きです」というメッセージを送ったこと。番組スタッフが目ざとくそれを見つけ、研に出演をオファーしたという。
実際にヒコロヒーを目の前にした研は、「今までの芸人と違うのよ」と30歳以上も年の離れた後輩を絶賛。
「芸人さんってガツガツ感があるのよ。(ヒコロヒーは)それがまったくなく、『どうでもええ』みたいなみたいな感じでやってるのが、ものすごく好きなの」とその魅力を語った。
このラブコールに、ヒコロヒーは照れながらも「うれしい」と喜びを露わに。
「一番好きなタバコの銘柄は?」「今まで一番タバコが美味かった瞬間は?」などヒコロヒーらしい質問をぶつけ、大先輩とのトークを楽しんだ。
一方、齊藤も実は研のファンだそう。
「一番好きな映画が『イニシエーション・ラブ』。何曲も挿入歌が流れるなかで、研ナオコさんの『夏をあきらめて』がメッチャ好き」と明かした。
歌手としての研を尊敬している齊藤は、「歌が素晴らしいので、上達するためにはどうすれば?」「心がけていることは?」など質問攻めに。昭和の大歌手から心得を得ようと真剣な様子だった。
さらに齊藤は、「ヒコロヒーさんには、アイドルの大変なことを言ってもあんまり理解してくれないんですね…」とぼやいたうえで、こんな悩みを吐き出した。
「メンバーがたくさんいるので大変なことがいっぱいあって。例えば、ライブに出るときに髪型が必ず被ってしまう。ポニーテールが常に5人いる状態だったり。コメントを求められるとき、何人かが順番に当てられるので、最後のほうは言うことがなくなったり」(齊藤)
令和のアイドルにつきもののツライ実情。大先輩・研はこれに共感すると思いきや、「全然わかんない」とまさかの返答。
歌手としてずっとひとりで活動してきたため、齊藤の悩みはピンとこなかった様子。
それでも、日向坂46という大所帯グループを率いる齊藤の立場を思いやり、「人数が多いと大変だろうな」と温かい言葉をかけていた。