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タイ、インドネシア、フィリピンなどアセアン地域での事業に力を注ぐ三菱が現地でのニューモデル投入を加速させる。過去にマガジンXでテストカーを捕らえて紹介したように、ピックアップのトライトンは23年に一新される予定で、世代交代でボディサイズが拡大される模様だ。

mitsubishi続いて発売されるのが新しいコンパクトSUVだ。このクルマの存在を予告するコンセプトカーは22年10月にベトナムで公開され、アセアン各国での販売も告知済みである。
XFCと命名されたスタディモデルはコンセプトカーならではの筋肉質なボディをまとい、ホイーチアーチにはアウトランダーと同じく凹状のレリーフが設けられている。フロントマスクにはダイナミック・シールドそのものではなく、一世代前のジェットファイター・グリルを連想させる台形モチーフのデザインが織り込まれており、三菱顔が新たなフェーズへと切り替わる予感もする。

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ところで、三菱はプラグイン・ハイブリッド技術を活かして独自のHEVを開発しており、アセアン専売車であるエクスパンダーは数年以内に生まれ変わって純エンジン車に加えてHEVも設定される見通しだ。待望のコンパクトSUVには、どんなパワートレインが搭載されるのか、そして国内投入の可能性はあるのか。12月26日発売予定のマガジンX 2月号(電子版紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)で本誌スクープ班の予想をご確認ください。
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なお、三菱は原材料費と輸送費の上昇に伴ってアウトランダーとeKクロスEVを2023年2月1日に値上げすることを公表した。アウトランダーは22万円、eKクロスEVは14万8500円、それぞれ値上げされる。
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