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<p>【巨人・新人連載】育成2位・田村朋輝、目指せ160キロ!頑張れ「ダブチ」くん珍食トレで体重20キロ増</p><p>【巨人・新人連載】育成2位・田村朋輝、目指せ160キロ!頑張れ「ダブチ」くん珍食トレで体重20キロ増 #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人の支配下&育成新人14選手を紹介する連載「はGめまして」。育成2位の最速152キロ右腕・田村朋輝(18)=酒田南=は、東京・八王子から山形に野球留学した高校時代に“チーズバーガートレ”で20キロ</p><p>超の増量に成功し、球速も20キロ近くアップさせた。高い潜在能力を秘める18歳が夢の球速160キロを目指す。 18歳の右肩には大きな可能性が秘められている。田村は昨夏、友人に誘われ、興味本位で茨城にある「ホワイトベースボールアカデミー」で指導を受けた。筋肉の使い方や体幹を意識して投げると、スピードガンで非公式ながら158キロを計測。「とにかく球速(だけ)を出す投げ方ではありましたけど、あそこまで出ると思っていなかった。モチベーションにもなりましたし、体の軸を使って投げる意識を忘れずにやっていきたい」と大きな自信を手にした。 実戦での最速は152キロ。スピードは意外なものから生まれた。東京・八王子市出身で高校は山形・酒田南に野球留学。入学当時は体重60キロの細身体形だったため、“食トレ”を実施した。「ボディービルの選手が最初はファストフードで体を大きくするというのをYouTubeで見て」。冬は練習後にマクドナルドに寄り、ダブルチーズバーガーセットを注文。空腹時はパティが2倍の「倍ダブルチーズバーガー」を食べることもあった。「毎日食べ続けたら1年と2年の冬でどっちも10キロずつ増えました」と20キロ以上の増量に成功した。 それに伴い、130キロ台中盤だった球速は152キロに。担当の円谷英俊スカウトが「素材は東北ナンバーワン」と言うように、自慢の直球にスライダーとスプリットを駆使した三振の取れる投手へと成長した。 小学校時代は、家から電車や自転車でG球場に通ったというG党。「まさか自分が選手になれるとは思っていなかった。いつか子供たちに参考にされるようなきれいなフォームで160キロを投げられるように」。伸びしろ十分の18歳が、原点のG球場から羽ばたく。(井上 信太郎) ◆田村 朋輝(たむら・ともき)2004年4月6日、東京・八王子市生まれ。18歳。小学2年で野球を始める。別所中では町田シニアに所属。高校は山形・酒田南に進学し、2年秋に県大会優勝。3年夏は県3回戦で敗退。甲子園出場はなし。支度金290万円、年俸は360万円(金額は推定)。背番号023。184センチ、81キロ。右投右打。</p>