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作家の沢木耕太郎(75)は9年ぶりの長編ノンフィクション『天路の旅人』(新潮社)で、第2次大戦末期の中国西域に潜伏した西川一三を描いた。代表作であり紀行文の金字塔『深夜特急』の発表から36年、二人の旅は共鳴する。 [PR] 1974年夏、26歳の沢木耕太郎はインドのブッダガヤにいた。 12年後に紀行…