11月、国会で成立した衆議院の区割り変更について見ていきます。
「1票の格差」を是正するため、次の衆議院選挙から全国の小選挙区で「10増10減」するのが決まり、福島県内の選挙区は、これまでの5から4へ「1減」となりました。
このうち、須賀川市と白河市などがある3区は、新しい区分けで県中と会津地方に分けられる形となりました。
会津地方に組み込まれる白河市民から様々な声が聞かれました。
白河市民・80代男性「東北の玄関口だから、やっぱり会津と一緒はまずいと思う。うちの方は白河市だけど、わりかし立候補する人が来ないことが多い」
白河市民・60代女性「会津と統合されても、今よりも住みやすくなるのであれば別に全然(構わない)」
白河市に住む20代主婦「正反対のニーズが出てくることもあると思う。そうなったときにそっちにお金使っちゃうの?みたいなことになってくると難しいですよね」
福島は地方によって文化も異なりますから、その違いをよく理解する必要がありそうです。
今回の区割り変更について、県選出の国会議員からも戸惑いの声があがっています。
去年の衆院選で福島2区から出馬し比例当選を果たした立憲民主党の馬場雄基さん。
新たな区割りでは、これまで選挙区だった二本松市がほかの選挙区に組み込まれる形となりました。
立憲民主党・馬場雄基衆院議員「私の区でいうと真っ二つになるので、言葉の通りすごく苦しい気持ちになっています。復興において、地域の声としてのパワーが国会で少し減ってしまうのが大きな課題だと思う」
一方、会津地方と県南地方が選挙区となる新たな福島3区をめぐって、自民党では候補者の調整が難航しています。
浦部智弘アナウンサー「今西郷村にいるんですが、ご覧ください。こちら菅家一郎議員のポスターが貼られています。しかし、その後ろには同じく自民党の上杉謙太郎議員のポスターも貼られています」
この日、会津若松市内であいさつ活動をしていた自民党の菅家一郎さんは、今回の区割り変更に複雑な心境を語りました。
菅家一郎議員「東京一極集中是正、地方創生という国の流れがあるのに、国会議員だけ東京に集中、人口が多いところに集中というのは矛盾を感じる」
気になる今後の候補者の調整ですが、立憲民主党県連は、年内で結論を出すのは難しいとし、年末年始も継続的に議論していきたいとしました。
一方、自民党県連は、新たな1、2、4区に関しては現職の議員を候補者とし、3区に関しては現職の菅家一郎議員と上杉謙太郎議員の2人いることから結論を持ち越しています。
これまでのエリアが変更され求められるものも変わってきます。どれまで県民の声をすくうことができるのか、政治家としての手腕が問われることになりそうです。

11月、国会で成立した衆議院の区割り変更について見ていきます。
引用元: ・【福島】「国会議員だけ東京に集中は矛盾」?衆議院区割り変更に有権者・現職議員も戸惑い [首都圏の虎★]
東京一極集中解消も地方創生もお前らができなかったから10増10減やで
もう少し考えてコメントしろボケナス
政治家って国民の代弁者じゃないから
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