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<p>【転換 日本防衛】新3文書の課題(4)南西諸島防衛 機動展開と国民保護 一体に</p><p>【転換 日本防衛】新3文書の課題(4)南西諸島防衛 機動展開と国民保護 一体に 陸自は「安保3文書」の改定に合わせ、那覇市に司令部を置く第15旅団の普通科連隊を2個に増やし、「防衛集団」に格上げする案を検討していた。しかし・・・</p><p>昨年12月上旬、首相官邸から防衛省に対し、厳しい言葉が投げかけられた。沖縄に駐屯する陸上自衛隊の部隊をめぐり、両者の見解が分かれていた。</p><p>「防衛集団なんてものは絶対に認められない」 陸自は「安保3文書」の改定に合わせ、那覇市に司令部を置く第15旅団の普通科連隊を2個に増やし、「防衛集団」に格上げする案を検討していた。しかし、沖縄県は共産党や社民党に支えられる玉城デニー知事が県政を握る。「増強は必要だが、わざわざ共産党が批判するような名前を付ける必要はない」というのが官邸の立場だった。 特集・連載:</p>