去る7月のある日の深夜,マサチューセッツ工科大学の天文学者ローハン・ナイドゥはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の初期観測画像を自作のプログラムで調べていてあるものに目が留まった。プログラムが選び出した天体が,説明がつかないほど質量が大きく,ビッグバンのわずか3億年後という,これまでに…
去る7月のある日の深夜,マサチューセッツ工科大学の天文学者ローハン・ナイドゥはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の初期観測画像を自作のプログラムで調べていてあるものに目が留まった。プログラムが選び出した天体が,説明がつかないほど質量が大きく,ビッグバンのわずか3億年後という,これまでに…