1月13日より一部のサードパーティ製Twitterクライアントアプリが利用出来なくなっており、先日には意図的にブロックしていることを認めたものの、その詳細な理由などは明らかにしていませんでしたが、本日、Twitterが開発者契約を更新し、サードパーティ製アプリを全面的に禁止することを正式に発表しました。
開発者契約が本日更新され(日本語版は記事公開時はまだ未更新)、制限事項に「ライセンス対象マテリアルを使用して、Twitterアプリケーションの代替または類似のサービスや製品を作成したり、作成を試みたりすること」との条項を新たに追加し、サードパーティ製アプリを事実上禁止することを明らかにしました。
先日には「長年施行しているAPIルールを徹底しており、その結果、一部のアプリが動作しなくなる可能性があります」と、サードパーティ製アプリがAPIルールに違反していることからブロックしていることを認めたものの、開発者がどのルールに違反しているのかは明らかにしていませんでした。
Twitterが公式にサードパーティ製アプリを禁止することを明らかにしたことから、ユーザーは今後は公式アプリかWeb版を使用する必要があり、恐らく、現在も動作しているサードパーティ製アプリも今後動かなくなる可能性がありそうです。
なお、ここ最近のTwitterの動きを受け、Twitterクライアントアプリ「Twitterrific」はMac版とiOS版の販売を停止し、「Tweetbot」もMac版の販売を停止しており、今後続々と販売停止および終了となるものと予想されます。
[via Engadget]
Twitter、一部のサードパーティ製アプリをブロックしていることを正式に認める
Twitterのサードパーティ製アプリが利用出来ない問題、”意図的”な締め出しであることが明らかに