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2023年4月クールの日曜よる10時枠で、ABCテレビの全国ネット連続ドラマが新たにスタート。その第1弾として、脚本・岡田惠和のオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは…』が放送されることが決定した。

主演に清野菜名を迎え、「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマにハートフルなドラマを放送する。

清野が初めて岡田惠和脚本に取り組む今作。

やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まっていく暮らしに身を置き、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいるという、振り向けばそこにいそうな等身大の女性像と向き合う。

新境地開拓に挑み、進化を続ける清野の演技に注目だ。

◆清野菜名 コメント

――新ドラマ枠1作品目の主演となりますが、出演が決まった際の率直な感想は?

日曜よる10時の新しいドラマ枠に、トップバッターとして挑戦できることがとても嬉しかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました。

――演じられるのはどのような役どころでしょうか。またどういったところを意識して演じたいですか。

演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中でかけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。

性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子。そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。

最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています。

――脚本は岡田惠和さんとなります。脚本を読まれた感想はいかがでしょうか。

これまで、友情についてあらたまって深く考えたことはなかったのですが、脚本を読ませていただいて、何気ない会話でも友達同士だと盛り上がったり爆笑し合えたり、相手のことを自分のことのように喜べたり悲しんだり怒ったり…。

そういう関係性がとても素敵で、友情ってあらためて本当にいいものだなと感じることができました。

まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてほしいなと思っています。

演じる上では、友情に基づいた会話劇になるので、共演するみなさんとコミュニケーションをしっかり取って、セリフを超えたものを表現できたらいいなと思っています。そのためにも、お稽古はいっぱいしたいです!

――1年半ぶりの地上波連続ドラマの出演となりますが、意気込みをお聞かせください。

この1年半、自分にも大きな変化があったなかでの出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは緊張を越えて期待のほうが大きくなっています。

この素敵な作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います。