『宗教者は病院で何ができるのか 非信者へのケアの諸相』森田敬史/打本弘祐/山本佳世子編著(勁草書… (読売新聞)

死の間際 豊かな時間に 評・堀川惠子(ノンフィクション作家) ◇もりた・たかふみ=龍谷大教授 ◇うちもと・こうゆう=同大准教授 ◇やまもと・かよこ=天理医療大准教授。 墓じまいや身辺整理など「終活」が盛んだが、どれだけの人が死の現実を想像できているだろう。本書が分析するのは、亡くなる間……

『子どもの言いごと』斎藤たま著(論創社) 2860円 (読売新聞)

伝承唄 自由でやわらか 評・尾崎世界観(ミュージシャン・作家) ◇さいとう・たま=1936年、山形県生まれ。70年代から民俗収集を行う。2017年没。他著に『まよけの民俗誌』。 本書には著者が全国各地を訪ね歩き、そこに暮らす人々から聞いた伝承 唄(うた) の数々が収められている。読んでいてまず思……

『古代マケドニア王国史研究 フィリッポス二世のギリシア征服』澤田典子著(東京大学出版会) 1万2100… (読売新聞)

世界史の「主客」逆転へ 評・遠藤乾(国際政治学者・東京大教授) ◇さわだ・のりこ=1967年生まれ。千葉大教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史。著書に『アテネ 最期の輝き』など。 この本の主役は、古代ギリシアを征服したマケドニア王フィリッポス二世である。著者の澤田は、彼を中心に据えるこ……

『ウクライナに愛をこめて ウクライナ美術への招待』海野弘著(パイ インターナショナル) 2750円 (読売新聞)

評・小池寿子(美術史家・国学院大教授) 「シュプレマティスム No.55」カジミール・マレーヴィチ(本書より) 方形の白いカンヴァスを円形や四角形、黒い涙状の形が彩る。マレーヴィチは、第一次大戦前夜から芸術界を席巻した抽象芸術の中でも再現性を徹底的に排除し従来はロシア前衛とされた「シュ……

『モーツァルトの至高性 音楽に架かるバタイユの思想』酒井健著(青土社) 4180円 (読売新聞)

天才に見た 純粋な無益さ 評・郷原佳以(仏文学者・東京大教授) ◇さかい・たけし=1954年生まれ。法政大教授。2000年に『ゴシックとは何か』でサントリー学芸賞受賞。 本書を読んで約30年ぶりにミロス・フォアマンの映画『アマデウス』を見直した。そこには本書で「至高性」への人々の姿勢の過渡期と……

『NUDGE 実践 行動経済学 完全版 (原題)NUDGE: THE FINAL EDITION』リチャード・セイラー/キャス・… (読売新聞)

賢い選択へ 二つの新視点 評・佐藤義雄(住友生命保険特別顧問) ◇Richard H.Thaler=シカゴ大教授。2017年にノーベル経済学賞受賞 ◇Cass R.Sunstein=ハーバード大教授。 命令や強制ではなく、ちょっとした仕掛けで人々の行動を促す「ナッジ」は公共政策や企業のマーケティング戦略で今や広く用い……

米軍横須賀基地・原子力空母で被ばく想定 日米で防災訓練 (神奈川新聞)

被ばくした乗組員に見立てた人形が救急車に運び込まれた訓練=米海軍横須賀基地 米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンから放射性物質を含む冷却水が漏れ、乗組員1人が被ばくした事態を想定した日米合同の原子力防災訓練が2日、同基地や市役所で行われた。市や米……

5秒以上目が開けられない…もしかして「ドライアイ」かも (読売新聞)

意外と知らない身近な健康情報について、動画で簡単に学べるコーナーです。ヨミドクターのキャラクター「ヨミドック」が、専門用語や医療制度についてわかりやすく紹介します。更新は、隔週金曜日。 今回のテーマは涙の量が不足する「ドライアイ」です。判断基準や対処法を、ヨミドックが分かりやすく……