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ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選

 最近流行りのSUVに押され気味のミニバン。ステーションワゴンのように、ミニバンも絶滅危惧種になってしまうのか……と思いきや、日産が満を持して新型セレナを発表し、ミニバンシーンがにわかに活気づきはじめている。家族持ちの人にとっては選択肢のど真ん中であるミニバン、そりゃ、なくなったら困っちゃう! ということで、ここでは今が旬な5車種をピックアップしてみた。

 ちなみに、2023年は高級ミニバンとして君臨するアルファードとエルグランドの両巨頭もフルモデルチェンジが行われるのではないかと噂されており、再びミニバンシーンが活況を呈しそうな予感大!

文/FK、写真/トヨタ、日産、ホンダ、三菱

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新型セレナは高級ミニバンもウカウカしていられないほどの充実装備が満載!

ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選
プロパイロット2.0や第2世代e-POWERといった“今の日産”を象徴する先進技術を導入して約6年ぶりのフルモデルチェンジが行われたセレナ。ライバルがひしめくミニバン市場を牽引する一台になりそうだ

 日産のドル箱車といっても過言ではない人気モデルのセレナ。

 2016年8月に登場した5代目は、技術の日産を象徴するe-POWERの搭載などもあって発売後1カ月で約2万台を受注したり、2018年と2019年の2年連続ミニバン販売台数No.1を獲得したが、2022年11月、かねてから噂されていた新型の6代目が発表されるともに来春発売が明らかになった。

 初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、最先端技術の搭載や機能の充実を図ってさらなる進化を遂げた6代目。

 最上位グレードにはミニバン世界初搭載となる先進運転支援技術のプロパイロット2.0を標準装備して、長距離運転におけるドライバーの負担を軽減。新開発の1.4リッターe-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代のe-POWERもエンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ち良い加速性能を実現している。

 また面白いのは、あらゆる角度から徹底的に科学したクルマ酔い軽減技術の導入。第2世代のe-POWERと高剛性サスペンションが車体の動きを滑らかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑えることでクルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制している。

 その他にも高級ミニバンに匹敵する充実装備を満載した日産の新たな刺客=セレナがミニバンシーンを盛り上げてくれるのは必至だ。

TN戦争勃発! セレナを迎え撃つMクラスミニバン王者のノアを侮るなかれ

ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選
シンプルながらも細部まで造り込むことで上質でロングラスティングなスタイルを追求したノア。写真はエアロスタイルらしいアグレッシブさを表現したS-Zグレード

 セレナの最大のライバルといえるのが、2022年1月にフルモデルチェンジしたノア。

 一般財団法人 日本自動車販売協会連合会発表の乗用車ブランド通称名別順位(2022年4月~9月)では強豪ひしめくなか、7位(2万9265台)にランクする健闘を見せている。ヴォクシーとひと括りで語られることが多いノアだが、車両本体価格はヴォクシーの309万円~396万円に対してノアは267万円~389万円。

 その価格差も影響しているのか、ヴォクシーは先の乗用車ブランド通称名別順位で10位(2万6716台)と若干水を開けられている。そんなノアの特長のひとつが、29にのぼるグレード展開。自分の好みに合わせてエンジン・駆動形式・乗車定員などが選べることは購入する側としては嬉しいところ。

 また、1.8リッター直列4気筒DOHCエンジン(2ZR-FXE)を採用した新世代ハイブリッドシステムはすべての電動モジュールを刷新。モーターとバッテリーの高出力化とシステムの高効率化によって心地良い加速と優れた燃費性能を両立している。

 いっぽう、ガソリン車も2.0リッターのダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTの組み合わせが力強い走りを実現。燃費もガソリン車としてはクラストップレベルの15.1km/L(WLTC走行モード)を達成している。

 より快適に、より便利に、より安心なMクラスミニバンの王者=ノアはまだまだ健在だ。

ホンダらしい“走りの楽しさ”も味わえるミニバン=ステップワゴン

ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選
オーナーのライフスタイルや暮らしのイメージによって選択できるよう“AIR(エアー)”“SPADA(スパーダ)”の2つが設定されているステップワゴン。写真はクリーンでシンプルなデザインを採用することで上質感を演出したAIR

 “#素敵な暮らし”をグランドコンセプトに開発されたステップワゴンは、2022年5月にデビュー。

 家族それぞれのライフスタイルを引き立てることも目指した通算6代目となる一台はクルマ全体でカタマリ感のあるボディによって、誰にでも似合うような自由なフォルムと安心感を表現。

 国内のホンダ車では史上最大となる室内空間とどの席でも快適に過ごせるリビングのような居住性、さらには車両感覚がつかみやすい視界と乗り物酔いをしづらくする工夫により搭乗者が安心して過ごせる室内空間も特長となっている。

 パワートレーンはモーター走行を中心にさまざまなドライブモードを使い分ける2モーターハイブリッドシステムのe:HEVを搭載したハイブリッドモデルと、静粛性の向上と高出力化を実現した1.5リッター直噴 VTEC TURBOエンジンを搭載するガソリンモデルの2種類をラインアップ。

 モーターがもたらす力強くて滑らかな加速による走行に加え、クルーズ走行時にエンジン直結技術による効率の良い走りを実現したハイブリッドモデルと、エキゾーストポートやタービンなどの改良によってターボチャージャーの応答性を向上させて爽快な加速を実現したガソリンエンジンモデルは、ともにホンダならではの走りの良さも魅力。

 シートアレンジも多彩で車内テレワーク空間として活用できる利便性の高さもイマドキでグッド!

欧州車風のデザインで何が悪い! シエンタは家族の相棒として最高の一台

ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選
広い室内空間と取り回しの良さを具現化したエクステリアデザインが採用されたシエンタ。ボディカラーは写真のアーバンカーキをはじめ、日常に溶け込む全7色を設定。ダークグレーのルーフ色と組み合わせたツートーンカラー(2色)も用意されている

 2022年8月のフルモデルチェンジで3代目となったシエンタ。

 初代から一貫して日本の家族に寄り添うとともに、その生活をしっかりとサポートしてきたシエンタのコンセプトを継承しつつも大きく進化した3代目は、先行予約の段階において約3週間で2万台を超える受注を記録。

 ヒットの大きな要因として挙げられるのは、扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに2列目シートの居住性を向上させた使い勝手の良さ、欧州車テイストの洗練されたエクステリアデザイン、コーナー部を丸くしてコンパクトに見せるシカクマルシルエットといったところだろう。

 加えて、安全・安心で快適・便利な先進装備がいっそう充実した3代目は、最新の予防安全パッケージであるトヨタセーフティセンスを全車に標準装備。対応する事故形態をいっそう拡大し、より安心なドライブもサポート。

 また、ハイブリッド車、ガソリンエンジン車の両モデルに採用された1.5リッターのダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)はいずれもクラストップレベルの燃費性能を実現しているが、なかでもハイブリッド車はクラストップレベルのWLTCモード走行燃費28.8km/Lを達成。

 しかも、すべてのグレードで7人乗りと5人乗りが選べて、なおかつ広い室内空間と取り回しの良さも特筆点とくれば……もはや穴となるような部分は見当たらない。

ミニバンの皮を被ったSUV!? オン・オフ行けるデリカD:5は唯一無二の存在!

ミニバンは絶滅危惧種になったら困る!! 「だったら乗ろうぜ!!」のお薦め5選
三菱のフロントデザインコンセプトであるダイナミックシールドや縦型のマルチLEDヘッドライトが圧倒的な存在感を放つデリカD:5。写真は2021年12月に新設定された高輝度塗装であるダイヤモンドカラーを採用したダイヤモンドブラック

 2007年1月に登場した現行のデリカD:5は、世界でも類を見ないオールラウンドミニバンとして人気を集める一台。まもなく16年目を迎えるが、これまでに数々のマイナーチェンジや一部改良を重ねることで正常進化を果たしてきた。

 その走行性能も今なお一級品で、2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンと8速スポーツモードATの組み合わせでパワフルな走りはもちろん、All Wheel Control思想に基づいた電子制御4WDシステムによる高い悪路走破性も実現。

 その存在をより印象づけたのが、2019年2月に行われたビッグマイナーチェンジだろう。プレステージ性を高めたアクティブなエクステリアデザインを採用したことが最大のトピックとなったが、なかでも三菱自動車のフロントデザインコンセプトであるダイナミックシールドや縦型マルチLEDヘッドライトの採用で、ひと目見てそれとわかる抜群の存在感も手に入れたのだ。

 2021年12月に新色のホワイトダイヤモンドとブラックダイヤモンドを採用、2022年3月にはラリーアートブランド国内復活第1弾としてガーニッシュパッケージ、マッドフラップ、サイドデカール、テールゲートスポイラー、ドアミラーカバー、フロアマットなどのアクセサリーも発売。

 その圧倒的な存在感は大きな魅力を放ってやまないだけに、個性を重視するならデリカD:5に決まりでしょ!?

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投稿 新時代の国内最激戦区!! ミニバン各社のエース車どれに乗るのが今の最適解か?自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。