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『最後の無頼派作家 梶山季之』 著者 大下英治(作家) さくら舎 2200円 昭和30年代と40年代の文壇を華やかに席巻し、多量の飲酒で45歳にして世を去った梶山季之(としゆき)の伝記である。梶山と接点があり、同じ「トップ屋」出身の著者が書いただけあって、熱量を感じさせる。 梶山は読者が喜ぶのが第…