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NVIDAではAndroidを内蔵したShield TVとShield TV Proと呼ばれるセット・トップ・ボックスを発売し、LAN内にゲーミングPCからストリーミングしてテレビでプレイするというGame Stream機能が内蔵されていましたが、まもなくこの機能が削除されるようです。

NVIDIA Shieldの目玉機能が買い切り製品なのに削除へ。

NVIDIA Shieldでは256基のコアを内蔵するTegra X1+を搭載し、Android向けゲームも快適にプレイができますが、それ以外に目玉機能の一つが自宅のLAN内に設置されたゲーミングPCをNVIDIA Shieldへストリーミングするという機能のGameStreamです。

この機能はGeForce GTXまたはRTXグラフィックスカードを搭載している場合、誰でも利用でき最大4K60FPSの画質を低遅延かつワイアレスで実現しています。

しかし、Shield TVを持つユーザーがNVIDIAからGameStreamサービスが2023年2月末で終了される事を告知するメールが送られているとのことです。NVIDIAによるとGameStream終了後はSteam Link for GeForce Nowを使うことを推奨していますが、従来までは自宅のLAN内であれば無料でストリーミングできていたものが、同様のクオリティーでプレイするにはGeForce Nowなどへのサブスクリプション契約が必要となるようです。

このNVIDIA ShieldのGameStreamに関してはクラウドベースではなくローカルで機能するものなのですが、なぜか削除となるようでNVIDIAとしてはGeForce Nowへの移行を促したいと言う意図があると見られています。

 

NVIDIA Shieldに関してはGeForce NowやGoogleのクラウドベースのゲーミングサービスであるStradaのようにオンラインサービスが前提となるセット・トップ・ボックスではなく、買い切り型の製品だったため、LAN内で完結できる機能を削除するのは疑問が残るところです。もしかしたら最近の決算状況を見ていると少しでも製品維持コストを下げるとともにサブスクリプション型のGeForce NOWの加入者を増やしたいという魂胆があるのかもしれませんね。

なお、NVIDIA SheildからGameStream機能はなくなりますが、AMDでは似たような機能としてAMD Linkと呼ばれるストリーミングサービスを提供しているようです。この機能ではRadeon RX 7000シリーズを持っていればAV1エンコードでストリーミングを行ったり、1台のゲーミングPCで4人までサポートするなどしているため、もしLAN内でゲームをストリーミングしたいという方はRadeon RX 7900などを検討すると良いかもしれません。


すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。

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