<p>大根を美味しく保存するポイント これで丸ごと1本買っても大丈夫</p><p><捨てずに済むかも> 冬になると食べたくなる大根。1本丸ごと買って、冷蔵庫に長い間残り、最後は捨ててしまったという経験はありませんか? 生えている姿勢で(立てて)、'す'を予防するため新聞紙等でくるんで袋に入れておくことで、長くおいしく保存できます。</p><p>鍋やおでん、煮物など、冬になると食べたくなる大根ですが、1本丸ごと買うと食べきれずに長い間残ってしまい、最後は捨ててしまったという経験はありませんか?最後までおいしく食べるための上手な保存法について、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。</p><p>「大根は生で冷凍できる野菜です。そこで用途別に下処理をしてから冷凍保存すると、使いたいときにさっと調理できますし、1か月は保存できます。たとえば大根おろしなら、おろしてから製氷皿や弁当用のアルミカップに1回に使う量を冷凍します。完全に凍ったら容器から出して、まとめてポリ袋に入れて冷凍保存すれば、場所も取りません。 使う時は自然解凍でOKです。また、皮をむいて短冊切りやイチョウ切りにしてから冷凍すると、味噌汁の具にそのまま入れられます。柔らかくなるのもとても早いので、忙しい朝食にはとても便利です」(吉田さん) 上手に保存すれば、1本丸ごと買っても最後までおいしく食べられる大根。大根にはデンプン分解酵素のジアスターゼが含まれており、消化を助け、胃もたれや胸やけに効果があるそうです。飲みすぎや食べ過ぎで胃腸が疲れたな、と思ったら、旬の大根をいただきましょう。</p>