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<p>【阿比留瑠比の極言御免】反撃能力保有までの四半世紀</p><p>【阿比留瑠比の極言御免】反撃能力保有までの四半世紀 日本はようやく、空想的平和主義に自縄自縛となった状態を脱し、現実に即した当たり前の安保政策へとかじを切ったと感慨深い。</p><p>岸田文雄首相と米国のバイデン大統領は13日(日本時間14日)の会談で、日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)の開発と運用に向けた協力の強化で一致した。首相はこれに先…</p><p>米ワシントンのホワイトハウスで会談に臨む岸田文雄首相(左)とバイデン米大統領=13日(AP) 岸田文雄首相と米国のバイデン大統領は13日(日本時間14日)の会談で、日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)の開発と運用に向けた協力の強化で一致した。首相はこれに先立つ昨年12月16日、反撃能力保有を盛り込んだ新たな「安保3文書」の閣議決定に伴う記者会見で、こう述べていた。 「安倍晋三政権で成立した安全保障関連法により、いかなる事態でも切れ目なく対応できる体制がすでに法律的、理論的に整っているが、今回、新たな3文書を取りまとめることで、実践面からも安全保障体制を強化することとなる」 日本はようやく、空想的平和主義に自縄自縛となった状態を脱し、現実に即した当たり前の安保政策へとかじを切ったと感慨深い。</p>