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<p>3年間飼育した牛、食べて「命」に感謝 熊本・菊池農高3年生が卒業前に|熊本日日新聞社</p><p>3年間飼育した牛、食べて「命」に感謝 熊本・菊池農高3年生が卒業前に|熊本日日新聞 #熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本</p><p></p><p>3年間飼育した牛、食べて「命」に感謝 熊本・菊池農高3年生が卒業前に 熊本日日新聞 | 2023年1月18日 19:53 熊本県菊池市の菊池農高畜産科学科の3年生が16日、入学以来、大事に育ててきた牛の肉をバーベキューにして食べた。命の授業の一環。校内飼育の鶏や豚は食べるが牛は初めてという。 同校の肥育牛は通常JAに出荷しているが、昨年末は3頭を競りに出した。うち2頭は3年生が入学した4月に誕生。生徒たちは餌やりやブラッシング、体重測定、牛舎の清掃などの世話を続けてきた。 生徒たちは昨年末、熊本畜産流通センター(同市)で解体処理された3頭の枝肉を視察。競りでは後藤心さん(18)が「愛情をかけて育ててきました」とプレゼンテーションし、3頭のうち最高値は「芳国菊」の1キロ2850円で、大阪の業者が競り落とした。 この日は既に流通している芳国菊の肉4・5キロを買い戻した。「卒業前に、命をいただくことへの感謝の気持ちを改めて実感してほしかった」と山下智教諭(50)。後藤さんは「心の中で『ありがとう』と言いながら味わった。最期を見届けて貴重な経験になった」と話した。(本田清悟) 「芳国菊」の体重を測定する生徒ら=昨年9月、菊池市(菊池農高提供) 注目コンテンツ</p>