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1970年代初頭、いまでは伝説となった西ドイツのロックバンド、カン(CAN)でフロントマンを務めた日本人がいた。10代のときに単身で日本を飛び出したダモ鈴木だ。だが、ロック史に残る存在となった鈴木は、その地位にまったくこだわらなかった。バンド脱退後、重いがんと戦いながら、彼は常に新しいこ…