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兵庫県西宮市の江川依子さん(68)は、阪神・淡路大震災で長女の真理子さん=当時(11)=を亡くした。「過去は過去」と割り切るように言う母親は、発生から28年を前に、ずっと置いていた娘の遺品を捨てた。 真理子さんは自宅の2階で寝ていて、日本家屋のはりの下敷きになった。父親や近くの住民たちが…