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岸田文雄政権は昨年12月、原発を最大限活用するための行動指針案をまとめた。既存炉の運転期間を実質的に延長し、新増設にも道を開く内容だ。原子力を「脱炭素社会のけん引役」と位置づけ、国が前面に立って進めるという。だが、最大の懸案である「核のごみ」の問題が片付いていない。それに目をつぶっ…