ひとつの理由に、静岡県内での工事の遅れがある。県内8.9キロの工区について、川勝平太知事が工事を認めていないのだ。一体なぜか。
JR東海の試算によれば、工事によって静岡県内を流れる大井川の水が、毎秒約2立方メートル県外へ流出する。川勝氏は、これが流域の62万人の水道水に影響を及ぼし、深刻な水不足を招くと主張。「静岡県民の『命の水』を守る」と声を荒らげている。これに対しJR側は、流出量と同じ量を大井川に戻す方策を提示しているが、話は平行線のまま。工事着工の目途は立っていない。
「川勝知事の言うことは真っ赤な嘘だ」と怒りの告発をするのが、『知事失格 リニアを遅らせた川勝平太 「命の水」の嘘 』(飛鳥新社)の著者で、生まれも育ちも静岡県、元静岡新聞記者の小林一哉氏だ。
「川勝知事の言う『62万人の命の水』について、改めて検証をしました。真実を一つ一つ紐解いていくと、大井川の広域水道を利用しているのは26万人であり、その26万人も工事の着工で水不足に悩まされることはないことがわかりました。知事の言うことはまったくのデタラメだとわかったんです」と批判する。
リニア反対騒動で浮き彫りになる県とJRとの確執
「川勝知事の嘘のせいで、国家プロジェクトというべきリニア計画がこんなにも遅れ、最悪、中止になる恐れもある。この由々しき事態を静岡県民にもっと知ってほしい」。これが執筆に至ったきっかけだ。
※続きは以下ソースをご確認下さい
2023/01/18 9:00
プレジデントオンライン
引用元: ・「リニア開業と日本の未来をぶっ壊す静岡県知事の暴走」地元記者が怒りの告発 [尺アジ★]
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