1月18日、FIA F3に参戦するハイテックGPはセバスチャン・モントーヤの起用を発表した。元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤの息子であるセバスチャン・モントーヤは、2023年シーズンからレッドブルの育成プログラムであるレッドブル・ジュニア・チームに加入している。
セバスチャン・モントーヤは2005年生まれの現在17歳。レーシングカートを経て、2020年から2021年にかけてプレマ・レーシングからイタリアF4選手権とドイツのADAC F4選手権へ参戦。FIA F4参戦時は勝利こそなかったが、幾度と表彰台に上がった。
昨年2022年シーズンはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権を主戦場に、フォーミュラ・リージョナル・アジアや、父ファン・パブロとともにMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラスにエントリーし、セブリング12時間レースなど3レースに参戦した。
また、同年にはカンポス・レーシングからFIA F3の第8戦ザントフールト戦にスポット参戦し、決勝レース1(スプリントレース)で8位入賞を果たしている。
「今年もみんなで力を合わせて、常に上位で戦えるように頑張りたい。家族とすべての関係者に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいだ。新たなシーズンを迎え、すべてを出し尽くそうと思う」とセバスチャン・モントーヤはコメント。
また、ハイテックGPは同じくレッドブル・ジュニア・チームに所属するアイザック・ハジャルとジャック・クロフォードをFIA F2で、そして荒尾創大を英国GB3選手権で起用することを発表している。