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東北の支配を目指した朝廷は、抵抗を繰り返す蝦夷(えみし)を「蛮族」として位置付け、両者は激しい対立関係にあったと考えられてきた。今回の発見は、これまでの歴史観に一石を投じる内容で、専門家は「律令(りつりょう)国家がどうやって東北を統一していったかをひもとく貴重な史料だ」と強調する…