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英国は2021年11月の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)以降、約1年間議長国を務めた。その立場で22年のCOP27を振り返ると、歓迎すべき点と失望を禁じ得ないことの両方があった。まず、途上国などが温暖化によって受ける損失・被害に対して支援する基金の設立で合意できたのは特筆に値す…