12月18日(日)放送の『新婚さんいらっしゃい!』に、地元が熊本の夫婦が登場する。
2人の出会いは3年前、熊本で行われた3:3の合コン。
幼稚園の先生として働いていた妻は、とにかく明るい性格。合コンが始まるやいなや、ラップ調の超陽気な自己紹介を披露した。
一方、夫は熊本県庁勤務の寡黙な公務員。彼女の自己紹介を見ると、「この子と付き合うと疲れそう…」と気が重くなり、敬遠気味に。その日は連絡先を交換するだけで会はお開きとなったという。
その後、世界はコロナ禍へと突入していく。ちょうどその真っただ中で、彼は保健所業務を担当することに。
未知のウィルスにまだ対処するマニュアルもなかった当時、一日中ひっきりなしにかかってくる電話に応対する毎日。業務に忙殺され、とにかく疲労困憊だった。
そんなある日、夫が疲弊しきって帰宅し、部屋で1人呆然としているとき、ふとある声が耳元に降りてきたという。
そう、それがあの合コンで知り合った、元気で明るい彼女の声だった。
当時のことを「疲れ切った自分を励まして欲しかったのだと思う」と振り返る夫は、すぐに彼女に連絡を取った。
再会後、熊本のパワースポットにデートに行った際は、彼女の陽気な性格ゆえの衝撃ハプニングを連発。しかし、その天真爛漫な姿に彼は徐々に惹かれていく。
その後交際に発展するも、コロナ陽性者の患者とも関わる仕事の彼は、「自由に会えないことで寂しい思いをさせてしまう」「子どもと触れ合う彼女にもしものことがあってはいけない」と日々大葛藤。
そんな彼の苦悩を吹き飛ばすような、彼女の献身的で深い愛情エピソードが次々と明かされていく。
コロナ禍の最前線で使命を果たすために奮闘する保健所職員と、底抜けの明るさと真っすぐな愛情で彼を支える妻。二人三脚で過酷な状況を力強く乗り越えた2人の愛の軌跡をお届けする。