Lenovoは、CES 2023で大量のコンピューターを発表しましたが、新しい16インチのゲーミングラップトップ「Legion Pro 7i」は、その高性能な構成オプションによって注目を集めました。CPUオプションに用意されているIntel Core i9-13900HXとNVIDIA RTX 4090を組み合わせることも出来ます。
本体には、巨大な排気口と、ハードウェアとソフトウェアを合わせた冷却技術の集合体「Legion Cold Front 5.0 冷却システム」が搭載されています。サーマルコンパウンドからヒートシンク、そしてファンと電源を制御するAI駆動のソフトウェアまでが含まれています。
Lenovoは”Lenovo AI Engine+を実行する「LA AIチップ」についても宣伝しています。使用パターンから学習し、システム構成を適応させて、より高いFPSと冷却効率を実現します。
最大32GBの6000Mhz DDR5 RAMと2TB(2x1TB)のSSSストレージを選択することができ、16インチの2560×1600ディスプレイは、リフレッシュレート240HzでsRGB色域を100%カバーし、最大輝度は500ニトとなっているので、ゲーミングコンピューターとしてもクリエイティブワークステーションとしても優れた性能を発揮してくれそうです。
ディスプレイはNVIDIAのG-SYNCとも互換性があり、可能な限り最高のフレームレートでティアリングの無いゲーム体験を保証します。VESA Display HDR 400は、ゲームでも映画でも、互換性のあるコンテンツをよりリアルに表現します。
より手頃な構成(Core i7-13700HXおよびRTX 4070)を選択することも出来ますが、ラップトップは極端なパフォーマンスを発揮するように設計されており、63.4 x 262.15 x 25.9 mmで2.76kgの筐体としては素晴らしい性能を備えています。ゲーミングラップトップは、一般的なオフィス向けラップトップよりも明らかにかさばりますが、重さあたりの性能比率は遥かに優れています。
このようなコンピューターは、電力を大量に消費します。Lenovoが、99Whまたは80Whのバッテリー容量を採用しているのはそのためです。どこからこの数値が来ているのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、これは飛行機で許可されている上限サイズになります。技術的には、最大160Whのバッテリーまで持ち込むことが可能ですが、100Whを超えるものには追加書類が必要になります。
構成に応じて、独自の電源アダプターは330Wまたは300Wになります。このワット数をUSB-PD経由で提供する140W構成もあり、これは素晴らしいオプションです。USB-PDが対応するワット数が常に高くなっていくことで、ユニバーサルな電力供給システムになっていくのが楽しみです。
バッテリーが空になったら、Lenovoの急速充電を使用出来ます。これは、わずか30分で0%から80%まで、100%までは1時間でバッテリーを充電可能だと言われています。これは、かなり急速な充電です。
構成オプションによっては、より小さなバッテリーにし、RAMやSSD等の他のオプションをアップデートした方が良いかもしれません。ラップトップの左右側面と背面には多数のポートがあり、ゲーミングラップトップとして欠かせない仕上がりとなっています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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