NVIDIAが2022年11月16日に発売したGeForce RTX 4080については価格が高い事から発売日時点では売れ残るなどあまり売れていない印象が強い製品となっえいましたが、アメリカのNeweggではこの不人気さから一転しRTX 3060など人気グラフィックスカードを抑えて売上1位を記録したようです。
不人気と言われていたNVIDIA GeForce RTX 4080がNeweggでGPU売上ランク1位を獲得。RTX 3060よりも売れている模様
NVIDIAのGeForce RTX 4080は価格がRTX 4090も見えてくるぐらい高い割りにパフォーマンスがRTX 4090に対して大幅に落ち、RTX 3090 Tiに対しては20%程度の伸びしか記録していない事から発売日には在庫が売れ残ったり、売り切れになる事を狙った転売ヤーが大損を漕ぐなどいい意味でも悪い意味でも不人気なグラフィックカードになっていました。しかし、アメリカのNeweggのグラフィックスカードの売上ランキングにて、この不人気と思われていたGeForce RTX 4080がRTX 3060などを抑えて1位を獲得したようです。
1位を獲得したRTX 4080はGIGABYTE GAMING OCシリーズで価格は$1269.99(スクショではNeweggに出店された商品の価格が表示されています。)とRTX 4080 FEに近い価格での販売になっています。
また、2位にはZOTAC製のRTX 3060がラインクインしており、多くのゲーマーが求める性能と価格が兼ね備えられてるためこれは妥当と言えますが、3位には何と価格が非常に高いRTX 4090がMSI製RTX 3060を抑えて3位を獲得しています。
RTX 4080が急激に売れ出した理由についてはあまり明確にはなっていませんが、時期的にライバルのRadeon RX 7900 XTXのレビューなどを待っていたユーザーがRTX 4080とRX 7900 XTXの間には大きな差が無いことから慣れ親しんだNVIDIA製のRTX 4080を買ったのでは無いかと考えられます。また、Newegg自体が自作PCなどに詳しい人が多いオンラインストアでもあるため、どちらかと言うとハイエンド寄り製品が売れやすい傾向にあるかもしれません。実際に、北米AmazonのグラフィックスカードランキングではRTX 3060が上位を占めており、RTX 4090は15位、RTX 4080は28位とランキングが大きく異なっています。
なお、日本においては価格.comのグラフィックカード売上ランキングにおいては1位はRTX 3080、2位、3位はRTX 4090とNeweggの傾向に似ていますが、RTX 4080については11位で初めて登場するだけになっています。日本では円安の影響もありRTX 4080は20万円を超えておりそこまで高い金額を払うのであればRTX 4090を買うという人が多いのかもしれません。
すぐに買えるかは分かりませんが、新型PS5と言われている『CFI-1200』のエントリーがAmazonで開始されていますので、欲しい方は早めのエントリーする事がオススメです。
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