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<p>TSMCの日本第2工場、菊陽町での建設「可能性排除せず」 広報担当者|熊本日日新聞社</p><p>TSMCの日本第2工場、菊陽町での建設「可能性排除せず」 広報担当者|熊本日日新聞 #熊本のニュース #熊本日日新聞 #熊日 #熊本</p><p></p><p>TSMCが菊陽町に建設している半導体の新工場。同社は日本国内に二つ目の工場を検討している=2022年12月29日(石本智、ドローン撮影) 半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の広報担当者は16日、熊本日日新聞の取材に対して、同社が検討している日本で二つ目となる半導体工場を熊本県菊陽町に建設するかどうかについて「いかなる可能性も排除しない」と回答した。同社は現在、日本初の工場を同町に建設している。 TSMCの広報担当者は一方で「現時点では計画はない」とも指摘した。海外への生産拠点拡大は、「顧客ニーズ、ビジネス機会、生産効率、コスト面での経済性に基づく」とする従来の見解を繰り返した。 同社の魏哲家最高経営責任者(CEO)は12日のオンライン決算説明会で「日本で二つ目となる工場建設を検討している」と明言。建設場所については言及しなかった。顧客の需要と日本政府の支援が重要になるとの見方も示した。 TSMCの日本初の工場は、ソニーグループとデンソーも出資する子会社JASM(熊本市)が菊陽町の第二原水工業団地(21・3ヘクタール)に建設中。演算用のロジック半導体を生産する工場1棟のほか事務所棟などを整備する。 2023年末ごろに製造設備の搬入を始め、24年末に量産を開始する計画。ソニーとデンソー向けに供給する。投資額は1兆円規模で、日本政府は最大4760億円を補助することを決めている。(田上一平) 関連記事</p>