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野球を楽しむ5歳ごろの息子に買ってあげられたのは700円のビニール製のグローブだった。「当時の生活ではそれが精いっぱいだった」と語るのは、プロ野球で活躍する宜野湾市出身の宮城大弥投手の父、享さん(55) ▼享さんは学生時代の事故で左手に障がいがある。就ける職は限られ、非正規の仕事を掛け…