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初代国鉄総裁・下山定則(当時47歳)が命を落とした1949年の「下山事件」は、自殺か他殺かの判断さえつかないまま迷宮入りした。「昭和史最大のミステリー」とも言われるこの事件の捜査資料といえば、警視庁捜査一課の見解をまとめたものとされる「下山国鉄総裁事件捜査報告」(通称・下山白書)がある…