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『痴漢を弁護する理由』(大森顕/山本衛編) 現役弁護士10人が痴漢犯罪を巡るストーリーを合作した。中編2本からなり、被害者、容疑者、弁護士、検察官、裁判官、そして加害者の家族の心の内が丹念に描かれる。「不条理」と憤る弁護士の無力感、検察官が「また、痴漢か」とつぶやく場面など、すべての…