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「第三者という奴(やつ)は冷静なる判断を下し得る者である」。早世した明治の小説家、国木田独歩(くにきだどっぽ)の小説「第三者」の冒頭部分。維新後に生まれた法律用語が「岡目八目」に通じる意味でも使われるようになった例だ▲近年は不祥事のたびに「第三者委員会」が作られる。冷静な目で検証…