もっと詳しく

成年後見制度の利用が進まない。判断能力が低下した認知症の高齢者約600万人に対し、制度利用者は約4%の24万人に留まる。担い手不足は明らかだ。成年後見人の供給母体は親族が2割弱、司法書士や弁護士などの専門職が多数を占め、市民後見人は1%にも満たない。私は特養入居者の市民後見人として6年余り…