Intelは最近、TDP35Wで動作するCore i9-13900Tを搭載した新しい第13世代Tシリーズチップを発表しました。
この新しいチップはGeekbench 5でベンチマークされ、限られた電力バジェットの中で素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。
Intelの第13世代Core i9-13900T 35W CPU、Geekbench 5ベンチマークで125WのCore i9-12900Kに勝利
まずスペックだが、Intel Core i9-13900Tは、Core i9-13900シリーズのTDPを制限した設計のバリエーションである。
標準チップではアンロックで125W、Non-K SKUで65WのTDPを誇るが、Tシリーズチップは35WのTDPに制限されている。
アンロックCPUは最大253W、Non-Kは最大219W、Tシリーズチップは最大106Wと、上位の兄弟モデルの半分以下の電力制限値となっています。
Intel Core i9-13900Tは、8個のPコアと16個のEコアからなる24コア、32スレッド、ベースクロック1.10GHz、最大5.30GHzのブースト、68MBのキャッシュ(L2+L3)というコア構成はそのままに、CPUの価格帯をやや下げた。
また、このCPUは549.00USドルとやや安価な価格帯で提供されている。
今回、このCPUをASUS TUF Gaming B660M-PLUS WIFIボードと64GB DDR5メモリを組み合わせ、Geekbench 5ベンチマーク内でテストしている。
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このCPUは、シングルコアで2178点、マルチコアテストで17339点を記録しました。
比較対象には、シングルコアで1901点、マルチコアテストで17272点を記録したIntel Core i9-12900Kを使用しました。
シングルコアで最大15%、マルチスレッドでわずかに高速化されており、Core i9-12900KがベースTDP 125W(3.58倍)、ピークTDP 241W(2.27倍)と高いことを考えると非常に印象的な結果となっている。
これは、Intelの10nm ESFプロセスノードと新しいハイブリッド・アーキテクチャが持つ絶大な効率性を示すもので、今後数ヶ月のうちにマニアックなゲーミングノートPCに搭載される予定の第13世代HXパーツを中心に、モバイルラインナップでも同様の結果を見ることができるようになります。
AMDは、Zen 4コア・アーキテクチャを採用した65Wの新型CPU Ryzen 7000 Non-Xも発表しました。
ソース:wccftech – Intel Core i9-13900T CPU Benchmarks Show Faster Than 12900K 125W Performance at 35W
解説:
13900Tは12900Kより速い
Raptorには特に製造上の新技術が使われているわけではないということで、設計の見直しだけでここまで性能を改善できたのはかなり凄いと思います。
そして、Alderはあれでもかなり無駄が多かったんだなあとも思います。(苦笑。
日本ではバルク版がひっそりと一部のショップで少量売られているTモデルですが、13900Tの性能はかなり凄いようですね。
元々Raptorは(Zen4もですが)ライバルに勝つためにギリギリまでFactory OCされており、動作クロックが半導体のスイートスポットを大きく超えています。
そのため、電力を下げている割にはあまり性能が変わらなかったりします。
これもそう言うことなのでしょうね。
Rattorは無印モデルくらいが一番適正な動作クロックなのかもしれません。
何れにしても次はRaptor Lake Refleshと言うことで、今買ってもあまり変わらないのでしょうから、欲しい方はすぐに購入してもよいと思います。
第13世代intelCore i5/7/9シリーズ
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