日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
1月15日(日)は「新春!2時間スペシャル」と題し、ゲストに髙嶋政宏と矢田亜希子を迎えて放送される。
今回ポツンと一軒家を発見したのは、福島県の深い山の中。
衛星写真で確認すると、最寄りの集落からはかなり離れた山の中にあるようだ。細長く切り開かれた敷地には大小いくつかの建物が確認できる。
捜索隊が向かったのは稲刈りのシーズン。集落に到着すると、家の前で作業していた親子に声をかけて衛星写真を確認してもらうことに。
すると息子らしき男性は、「これ祖父の兄の家ですよ!黒毛和牛を育てていて、夫婦で暮らしています」と、まさかの親戚と遭遇!
そこへ男性の祖父がやってきてあらためて衛星写真を見てもらうと、「兄の家ですね(笑)。今年90歳でピンピンしてますよ。電話しましょうか?」と連絡を取り、在宅中であることまで確認してくれる。
家までの道のりも丁寧に教えてもらい、「案内しなくても行けるから!」と見送ってもらった捜索隊は、集落を後にして杉林の道へ。
美しい杉で覆われた坂道を抜けていくと、その先に大きな牛舎を発見!
柔らかい笑顔で迎えてくれたのは、90歳の男性。話で聞いた通り、とても元気な様子だ。なんと90歳になった今でも10頭ほどの牛を育てているのだという。
そんな男性に話を聞いていくと、実は50代で上京し、61歳のときにUターンしこの地で畜産農家をはじめたというのだが…。