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1月17日(火)よりスタートするドラマ星降る夜に

吉高由里子、北村匠海、そして恋愛ドラマの名手・大石静脚本という布陣が集結した本作。その制作発表記者会見が、東京・コニカミノルタプラネタリアTOKYOで開催された。

会見当日、プラネタリアTOKYOではさそり座や夏の大三角が燦然と輝く吉高の誕生日(1988年7月22日)の夜空を特別に再現。

そんな美しき星空の下、ピュアホワイトの衣装に身を包んだ“美しき3人”、吉高&北村&ディーン・フジオカが登場。

北村&ディーンは、自ら進んで壇上まで吉高をエスコートし会場を沸かせる。

そんななか、自分が生まれた日の星空を初めて見上げた吉高は「さそり座とか、気性が荒そうな星座ばかり!」とおどけながらも、「こんなに星の輝く日に生まれたんだな」とニッコリ。

「このドラマがより多くの方に広まってくれることを願って」と、きらめく星々にピュアな思いを託した。

クランクインから約1カ月――撮影現場はいろいろな刺激に満ちあふれているそう。

印象的だったエピソードを聞かれた吉高は、「クランクインが長野のキャンプ場で、ソロキャンプのシーンから始まったんですけど、すごい雪が降ってきまして…。それが私にとって、去年の初雪だったんです。思わず、ドラマの題名を『雪降る夜に』に変えたほうがいいんじゃないかって、プロデューサーさんに相談しちゃいました(笑)」と素敵な思い出話を披露。

また、音のない世界を生きる柊一星を演じる北村は、手話の先生から「“意識の置き方”についてすごく指摘されるんです。たとえば『歩いているときの背中が“聞こえる人”に見えます』と言われたり『もっとオーラを出して!』と言われたり…。『意識かぁ…ものすごい芝居の領域まで行ってるな!』と、日々考えながら演じています」と、新開拓の日々に目を輝かせた。

そして新開拓といえば、ディーンも。

「今回はポンコツな役なので、登場シーンから糞尿まみれになったりしているんですよ(笑)」と楽しそうな表情で語るも、吉高&北村に「検尿でしょ!(笑)」と突っ込まれるなど、ど天然ぶりがさく裂。

「どうやったらポンコツを極められるか探りながら、芝居をしています」とオチャメに微笑みながら、ポンコツ芝居への期待を煽った。

また、3人は現場でのほっこり&仰天裏話も披露。

実は、クランクイン前に「私は結構ポンコツ」と北村&ディーンに打ち明けたという吉高。

すると、「おディーンさんからは『そんなの最初から分かってるよ』という心強い言葉、匠海くんからは『いくらでも付き合いますよ』という寛大な言葉」が返ってきたのだとか。

2人の大きな愛に包まれた吉高は、会見でも終始リラックスした様子。まだまだ撮影は続くが、「お2人の心強さに甘えていきたいと思います」とにこやかに宣言した。

一方の男性陣はというと、“吉高の既成概念を打ち破る行動”に度肝を抜かれる毎日だそう。

北村は「スタジオに行ったら、眼の前を吉高さんが猛スピードで走って行って、みんなが避けたんです。そうしたら、吉高さんが『なんで避けるの!? 私、ドッジボールじゃないんだから!』と。そんな吉高さんを日々見ながら、『そろそろ転ばないか…』って、心配しています(笑)」と、にんまり。

ディーンからも「撮影が終わって僕が自分の車に戻ったら、由里ちゃんが勝手に中に座っていたんですよ。あれは、どういうことなんですか!?」と問い詰められ、吉高はしれっとした表情で「そういう、ちっちゃいイタズラが好きなんです」と釈明し、男性陣&取材陣を爆笑させた。