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昭和30~40年代、秋田市に「中島のてっちゃ」と呼ばれた知的障害のある尺八芸人の男がいた。歓楽街を回り、尺八で門付けして日銭を稼ぐ“てっちゃ”を市民は愛し、「市長の名は知らずとも、中島のてっちゃの名を知らぬ者は秋田市民にあらず」とまで言われた。 中島のてっちゃこと工藤鉄治さん(左)と…