スズキ ソリオとソリオバンディットにストロングハイブリッドモデルが追加された。先代モデルにあったモノが復活を遂げたイメージで、既存モデルとの差はハイブリッドエンブレムがブラック塗装される程度と大きな違いはない。
注目はノーマルモデルが超カッコイイ点にある。これまでイカツイのはバンディットであったが、その常識を大きく覆すデキに。これは打倒ルーミーが叶うかも!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
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またAGSか……でも燃費は驚異の22.3km/L!!
スズキ ソリオといえばスペーシアなどのスーパーハイトワゴン軽よりも大きく、ミニバンよりも小さい、程よいサイズがウリのプチバンである。今この市場はトヨタ・ダイハツ・スバルから売り出し中のルーミー兄弟よりも早くデビューし、いわばこのマーケットを開拓した立役者でもあるのだ。
そのソリオにストロングハイブリッドが追加!! 先代モデル途中に同じパワートレインがラインアップされていたが、晴れて新型ソリオにも設定されたのだ。その名もストロングハイブリッドで、クリープ走行時などにEVとして走ることも可能になるなど、既存のマイルドハイブリッドモデルと比べるとより電気の味が楽しめる設定となっている。
ちなみに先代モデル同様に組み合わせるトランスミッションはMTをベースとした6速AGSとなる。マイルドハイブリッドモデルのCVTと比べると若干慣れるまでに時間を要する印象だが、大きな違いはないと思っていただいて問題ない。
燃費は22.3km/L(WLTCモード)をマークし、マイルドハイブリッドモデルよりリッターあたり2.7kmも低燃費となっている。
ノーマルソリオがヤバい!! バンディットよりもオラオラに
冒頭に述べた通り、今回のストロングハイブリッドモデルの目玉はノーマルモデルにある。222万2000円のハイブリッドSZはグリルをはじめサイドミラー、さらにはホイールに至るまでブラック塗装が施され、迫力満点の仕上がりに。買うならバンディットでしょ!! と思っていた向きにも今一度ノーマルモデルも検討を! と言いたくなるほどのデキなのだ。
対するバンディットのハイブリッドSV(224万6200円)は少々大人しい見た目に。マイルドハイブリッドモデルと同じデザインながらホイールはシルバー塗装となっている。
ハイブリッド復活で打倒ルーミーなるか!?
ソリオのライバルといえばルーミー兄弟である。後発ながら販売台数を見ると大きく差が開いている状況であるが、ハイブリッドが用意されているのはソリオだけ!! しかもストロングハイブリッドが追加されたとあれば、もしや首位奪還のチャンスも夢じゃないのだ。
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