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<p>【THE古墳】仁徳陵に300発の焼夷弾、古墳の数はコンビニの3倍…数字が語るトリビア</p><p>【話題の記事】 仁徳陵に300発の焼夷弾、古墳の数はコンビニの3倍…数字が語るトリビア 世界遺産の看板に安住せず、新たなアプローチが示されたのが、堺市での初の全国古墳サミットった</p><p>令和元年、新時代の幕開けとともに世界遺産に登録された大阪の百舌鳥(もず)・古市古墳群。仁徳天皇陵古墳など巨大古墳が築かれ、世界に「KOFUN」の存在を知らしめ…</p><p>令和元年、新時代の幕開けとともに世界遺産に登録された大阪の百舌鳥(もず)・古市古墳群。仁徳天皇陵古墳など巨大古墳が築かれ、世界に「KOFUN」の存在を知らしめた。世界遺産の看板に安住せず、新たなアプローチが示されたのが、堺市での初の全国古墳サミット(11月19日)だった。古墳にちなんだ笑福亭仁智さんによる創作落語、ユーチューブで世界に発信…。一方で、仁徳天皇陵古墳では太平洋戦争の焼夷(しょうい)弾が発見され、高度経済成長期に破壊の危機に見舞われた古墳など、さまざまなストーリーがあった。 日本最大の木の埴輪 「全国の古墳の数はコンビニの約3倍」。一風変わった数字の比較で古墳を紹介したのが、大阪府羽曳野市の山入端(やまのは)創市長。国内には約16万基の古墳があり、同市内には国内2番目の大きさの応神天皇陵古墳(墳丘長425メートル)など大王クラスの古墳が集中する。 同市内の峯ケ塚古墳(同96メートル、5世紀末)では国内最大の木製埴輪(はにわ)(3・5メートル)が発掘され、12月10日の現地見学会には約1200人が参加。権威の象徴「玉杖(ぎょくじょう)」を模したとされ、大王クラスに次ぐ被葬者の古墳とあって、考古学ファンを魅了した。 特集・連載:</p>