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昨今、「自分らしさ」を追求する風潮がある。反田恭平さんが日本人として約50年ぶりに2位入賞し、小林愛実さんも4位入賞と大健闘した2021年開催の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールは、まさにそれを象徴していたようだ。 コンクールの舞台裏を記録した本書によると、これまでにないほど再投票が行…