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『堕落論』『白痴』などで知られる作家、坂口安吾(1906~55年)がデビュー間もない20代半ばに執筆した「探偵小説」がこのほど見つかった。戦前のタブロイド紙に発表していたが、全集などには未収録で、長らくその存在は知られていなかった。識者は「全くの新資料」と説明。発売中の文芸誌『新潮』に掲…