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<p>「地球1周」の弾丸外交…総理の狙いは まもなく日米首脳会談 ≪現地中継≫</p><p>「地球1周」の弾丸外交…総理の狙いは まもなく日米首脳会談 ≪現地中継≫ #日テレNEWS</p><p>「地球1周」の弾丸外交を続けている岸田総理大臣は、最終目的地のアメリカの首都ワシントンで、まもなくバイデン大統領との首脳会談に臨みます。岸田総理の今回の狙いは、どこにあるのか。同行取材している平本記者が伝えます。</p><p>◇ 岸田総理がホワイトハウスを訪れるのは、総理に就任してから初めてです。ある政府関係者は、「今回の外国訪問の最大の山場」と話していて、両トップの信頼関係の強化をアピールしたい考えです。 岸田総理は「歴史的な転換」だとする防衛政策の変更を説明します。具体的には、年末に決めた安保関連3文書に、「反撃能力」の保有を明記したこと。さらに、防衛費の大幅増額を決めたことを直接伝えます。 実は、この「防衛力強化」はアメリカ側の求めに応じる形で岸田総理が去年5月に実現を約束していたことなんです。今回はその「約束は守ったよ」と伝えるのが最大の目的です。 その上で、「次はアメリカの番ですよ」と、岸田総理肝いりの「5月の広島サミット」での協力を求めていく会談となります。 岸田総理が防衛力の強化にこだわるのは、バイデン政権も中国への危機感を強める中、パートナーとして足並みをそろえて対応していくためです。 日本の狙いについてある政府関係者は、「アメリカに頼るためには、日本がまず自分の国は自分で守る姿勢を見せなければ、相手にされない」と解説しています。つまり日本が先に「本気度」を示すことで、アメリカも「本気」で東アジアに関与するよう求めるというわけです。 会談ではその具体策をどこまで確認するかがポイントとなります。</p>